約 2,025,699 件
https://w.atwiki.jp/fadv/pages/1509.html
ロノ・ウェイウェイオール Lono Waiwaiole ワイリー・シリーズ 鎮魂歌は歌わない 高橋恭美子訳 2003
https://w.atwiki.jp/nottv/pages/137.html
小森さん紫帆里さんのランウェイデビューの模様 http //tvcap.dip.jp/2012/10/4/121004-0157580842.jpg http //tvcap.dip.jp/2012/10/4/121004-0158000863.jpg http //tvcap.dip.jp/2012/10/4/121004-0158020828.jpg http //tvcap.dip.jp/2012/10/4/121004-0158040730.jpg http //tvcap.dip.jp/2012/10/4/121004-0158060671.jpg http //tvcap.dip.jp/2012/10/4/121004-0158080570.jpg http //tvcap.dip.jp/2012/10/4/121004-0158170993.jpg http //tvcap.dip.jp/2012/10/4/121004-0158200962.jpg http //tvcap.dip.jp/2012/10/4/121004-0158240366.jpg http //tvcap.dip.jp/2012/10/4/121004-0158260281.jpg http //tvcap.dip.jp/2012/10/4/121004-0158280554.jpg http //tvcap.dip.jp/2012/10/4/121004-0158300789.jpg http //tvcap.dip.jp/2012/10/4/121004-0158350230.jpg http //tvcap.dip.jp/2012/10/4/121004-0158410967.jpg http //tvcap.dip.jp/2012/10/4/121004-0158430904.jpg http //tvcap.dip.jp/2012/10/4/121004-0158450688.jpg http //tvcap.dip.jp/2012/10/4/121004-0158470494.jpg http //tvcap.dip.jp/2012/10/4/121004-0158530643.jpg http //tvcap.dip.jp/2012/10/4/121004-0159080727.jpg http //tvcap.dip.jp/2012/10/4/121004-0159140889.jpg http //tvcap.dip.jp/2012/10/4/121004-0159220316.jpg http //tvcap.dip.jp/2012/10/4/121004-0159250828.jpg http //tvcap.dip.jp/2012/10/4/121004-0159320885.jpg http //tvcap.dip.jp/2012/10/4/121004-0159350368.jpg http //tvcap.dip.jp/2012/10/4/121004-0159480027.jpg http //tvcap.dip.jp/2012/10/4/121004-0159490825.jpg http //tvcap.dip.jp/2012/10/4/121004-0159570105.jpg http //tvcap.dip.jp/2012/10/4/121004-0159580845.jpg http //tvcap.dip.jp/2012/10/4/121004-0200000640.jpg http //tvcap.dip.jp/2012/10/4/121004-0200020273.jpg http //tvcap.dip.jp/2012/10/4/121004-0200030891.jpg http //tvcap.dip.jp/2012/10/4/121004-0200050624.jpg http //tvcap.dip.jp/2012/10/4/121004-0200090596.jpg http //tvcap.dip.jp/2012/10/4/121004-0200120418.jpg http //tvcap.dip.jp/2012/10/4/121004-0200150000.jpg http //tvcap.dip.jp/2012/10/4/121004-0200160832.jpg http //tvcap.dip.jp/2012/10/4/121004-0200210791.jpg http //tvcap.dip.jp/2012/10/4/121004-0200250639.jpg http //tvcap.dip.jp/2012/10/4/121004-0200270603.jpg http //tvcap.dip.jp/2012/10/4/121004-0200290631.jpg http //tvcap.dip.jp/2012/10/4/121004-0200310725.jpg http //tvcap.dip.jp/2012/10/4/121004-0200330776.jpg http //tvcap.dip.jp/2012/10/4/121004-0200350887.jpg http //tvcap.dip.jp/2012/10/4/121004-0200500759.jpg http //tvcap.dip.jp/2012/10/4/121004-0200450015.jpg http //tvcap.dip.jp/2012/10/4/121004-0200370774.jpg
https://w.atwiki.jp/7weapons/pages/16.html
217 名前:ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン[sage] 投稿日:2009/05/11(月) 03 58 34 ID J8GT5Ayp 大剣ぽん 「よろしくおねがいしまーす」 ゆみぽん 「よろしくです^^」 ??G 「こちらこそよろしくです」 ??B 「しゃーっす!よろしくです~」 クエ開始 大剣ぽん 「改めてよろしkッ!!!お前は!!」 ゆみぽん 「!」 ??A 「クックック…。見覚えある名前が募集してやがるから飛んできたが…(ニヤニヤ)」 ??B 「案の定って奴ですね」 大剣ぽん&ゆみぽん 「ナインアーマーズ!!」 フルギザミ 「相変わらずチンケなクエ受けてんだなあ?あん?」 大剣ぽん 「なんだと!」 ゆみぽん 「大剣ぽん止めて!今はクエスト達成が優先よ!」 フルギザミ 「こいよ!オラッ!おめらーがチンタラ溜めてる隙に乳くせえガキと暑苦しいデクの棒の顔面速射で 部位破壊サブターゲット達成してやんよ!おう!B!バールもってこい!バールゥう!!!」 大剣ぽん 「やれるもんならやってみやがれ!」 218 名前:ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン[sage] 投稿日:2009/05/11(月) 03 59 58 ID J8GT5Ayp ナインB 「ん…?」 ゆみぽん 「ああ…もうリオレウスが…」 ナインB 「う!うわあああああああああああ!!」 フルギザミ 「ッチ!馬鹿が!何やってやがる!!」 ナインB 「ひいいいい!!乙りたくない!乙りたくない!!!!せっかく結婚が決まったのに!!」 大剣ぽん 「おい!そっちじゃないこっちだ。真下に来い!!!乙りたいのか!」 フルギザミ 「しゃーねえ…粉塵でも飲んで…!!糞が!!切れてやがる!!!」 大剣ぽん&フルギザミ 「間に合わねえ!」 ゆみぽん 「もう!」 219 名前:ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン[sage] 投稿日:2009/05/11(月) 04 00 51 ID J8GT5Ayp ピカーン ナインB 「い、生きてる?乙ってない!」 大剣ぽん 「閃光玉か!」 ゆみぽん 「今の内よ!早く回復して!」 フルギザミ 「…なんだよ」 大剣ぽん 「いや…意外だなと思ってな…」 フルギザミ 「ふん…お前らのとことは違ってなウチじゃフルセットも着れねえ下っ端も多い…」 「なんでも揃ってるエリート坊ちゃんチームじゃねーんだよ…」 大剣ぽん 「…なあ。」 フルギザミ 「なんだよウッセーナ…。てめーとの決着は後回しだ…」 大剣ぽん 「っふ!。足ひっぱるなよ!」 フルギザミ 「オメーがな!!!!」 ゆみぽん 「しょーがない奴らね…(笑)」 237 名前:ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン[sage] 投稿日:2009/05/11(月) 11 46 37 ID YpYzxTSg ガンぽん「太刀ぽん、双剣ぽん、生きてるかぁ?」 太刀ぽん「ああ、なんとかな・・・」 ガンぽん「上から来るぞ!気をつけろ!」 ガンぽん「なんだこの階段は!」 双剣ぽん「とにかく入ってみようぜ・・・!」 238 名前:ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン[sage] 投稿日:2009/05/11(月) 11 50 50 ID YpYzxTSg ガンぽん「せっかくだから俺はこの赤のセンショク草を選ぶぜ!」 こうしてガンぽんはヘビィボウガン「クリムゾンデビルSP」を手に入れた。 しかし今、ドスギウラスの放った糞肉質モンスターがガンぽんに襲い掛かる・・・ 250 名前:ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン[sage] 投稿日:2009/05/12(火) 06 00 16 ID jcqRWYpL ついにセブンウエポンズが揃った その時1に明かされた真実・・・そしてセブンウエポンズ最後の戦いが始まる。 1「マスター。遂に揃いました・・・我々セブンウエポンズが」 マ「長かったな。だが、これで終わりではない」 1「もちろんですとも、我々の狩りはまだまだこれからですよ」 マ「いや、申し訳ないが我々が集うことはあと一回を残すだけだろう」 1「やはり・・・薄々は気づいていましたよ。セブンウエポンズが何故4人しかいなかったのか、何故PSを隠し双剣を使い続けたのか。”あれ”の再来を感じる今ではわかります」 マ「ああ、おそらくは君の考えていることはおそらく正しいだろう、だが、私の口から・・・それを・・・事実として話した瞬間、君は否応なく”あれ”との戦いに巻き込まれる・・・そして多くのものを失うだろう」 1「覚悟はしていますよ。何よりセブンウエポンズが揃う一瞬のために全てを投げ打つことに悔いはありません」 251 名前:ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン[sage] 投稿日:2009/05/12(火) 06 01 17 ID jcqRWYpL マ「もはや時間はない、何より君の覚悟はわかっている。ただ、君に今まで伝えなかったのは私の罪悪感を少しでも薄めたかったせいかもな」 1「悔いはありませんよ。例え全てを失おうと、私の命でも、例え・・・」 マ「最後は聞かせないでくれ、この先に待つものを理解はしているが、それでも私は抗うつもりだ」 1「もちろんですよ。私もです、そして話とはワールドドラゴンのことですね?」 マ「・・・そうだ。奴らは再び目覚めた。かつて我々が撃退した奴らがな」 1「なんですって!?確かにワールドドラゴン復活の気配は私も感じます。ですがワールドドラゴンはあの終末戦争以来封印されていたはずでは!?」 マ「ああ、かつての機械文明を滅ぼし、我々を原始へと戻したワールドドラゴン、だが、奴らは既に目覚めていたんだ。そして我々セブンウエポンズは立ち向かった、禁忌を犯してまでもな」 1「禁忌・・・それがあなた方が4人となった理由でしょう?」 252 名前:ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン[sage] 投稿日:2009/05/12(火) 06 01 41 ID jcqRWYpL マ「そうだ、かつてココットの英雄が5人PTを組んで以来の禁忌、無論我々も理解している。だがワールドドラゴンはあまりにも強大だった。そのためには我々の身に災厄が降りかかろうとも禁忌を破るしかなかった。」 1「そして言い伝えどおりあなた方は・・・」 マ「そう、我々の内3人は倒れ、4人PTとなり4人だけが生き残った」 1「それでも討伐は出来なかったと?」 マ「ああ、撃退とはいえ、ワールドドラゴンには歯が立たなかったのが正直な話だ、まるで遊び疲れて帰るようだったな。奴の最後の姿は」 258 名前:ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン[sage] 投稿日:2009/05/12(火) 11 30 05 ID F5L9bSZL 双ぽん「俺…この狩りが終わったら結婚するんだ… 片手ぽん「俺も結婚するんだ ランスぽん「じゃあ俺も ガンぽん「俺も俺も 双ぽん「真似すんなよ! ランスぽん「死亡フラグとかかっこつけんなよ 後のウェポン大分裂の引き金となった忌まわしい事件である 259 名前:ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン[sage] 投稿日:2009/05/12(火) 12 19 43 ID 3GyqENSm 1「それでも我々は逃げることは許されない」 マ「そうだ、奴らを撃退しなければ我々に真の平和は来ない。そのために相応しい人物を集めていた、お前の邪気眼なら見えただろう?我々が双剣を持ちながら何をしていたのかが」 1「ええ、あなた方の動きは双剣の物ではなかった、3対の双剣と笛、セブンウエポンによる一撃でしたね」 マ「ああ、ワールドドラゴンにはそのような攻撃でないと通用しない、奴らから見れば人の力もモンスターから作られた武具もゴミのようなものだ」 1「しかし一本では無理でも合わせれば」 マ「必殺の攻撃となり得る、それがセブンウエポンズを集めた目的でもある、真の勇者達による一撃以外奴には通用しないからな」 1「はい・・・ですがワールドドラゴンの再来はいつになるのでしょう?」 260 名前:ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン[sage] 投稿日:2009/05/12(火) 12 20 25 ID 3GyqENSm マ「もはや猶予はないだろう、奴は既に目覚めている、人との接触は時間の問題だろう。観測所からは既に痕跡も報告されている」 1「ではすぐにでも向かわなければ行けませんね」 マ「心残りは無いのか?」 1「・・・いえ」 マ「・・・そうか、私からは何も言えないが・・・ただ、自分に嘘はつくなよ」 1「もちろんですよ、もう何も無いです。」 マ「ならいいんだ・・・最後にこれを渡そう」 1「これはガチャチケット?いや・・・違う」 マ「ああ、それを渡せば真の封印武器をもらえる、私のシューティングスター同様、見た目はただのガチャ武器だが、中身は別物だ、ガチャ武器はただの目くらましのレプリカ、これは終末戦争の時代の遺品だ、変えてきな。鍛冶屋のおっさんに話は付けてある」 1「はい・・・これは!sgur神の加護を持ったあの伝説の笛・・・」 マ「ああ、これで準備は整ったな、行くとしようか!」 262 名前:ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン[sage] 投稿日:2009/05/12(火) 12 21 36 ID 3GyqENSm 色々あってワールドドラゴンとの死闘も終盤へ・・・ 龍「グオワアアア!」 1「太刀さん!」 太刀「ふっ・・・この死神の代行人にも焼きが回ったようだな・・・もうアイスリーパーもボロボロだ、貢献できないんだから俺のことなんざ気にするな 1「何を言ってるんですか!貴方が欠けたらセブンウエポンズではないんですよ!」 太刀「俺のことなんざ気にするな・・・わかってたことだ、俺には裁きが来るってのはな・・・このスカルフェイスは頼んだぜ・・・あいつの・・・存在した証なんだ・・・」 1「諦めてたまるか!セブンウエポンズが無くなるなんて俺は認めない!」 ?「いや、セブンウエポンズはもう終わりだ」 1「!?貴方は!?」 ?「俺が・・・ミッシングウエポンだ!」 マ「生きていたのか!ミッシング!」 267 名前:ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン[sage] 投稿日:2009/05/12(火) 12 54 16 ID 3GyqENSm ミ「ああ、すまなかった・・・傷を癒すのに手間取ってな・・・だが間に合った!もう誰も欠かせやしない!」 1「これでエイトウエポンズになった!」 ミ「そうだこれなら4×2のパーティー、運命様も満足だろう?」 マ「そして!」 1「今こそ放とう!」 ミ「オクタゴンスラッシュ!」 龍「ウボァー!」 そして8人の中二病患者の奮闘で世界は平和になりました、めでたしめでたし。
https://w.atwiki.jp/krkrsrc_datas/pages/44.html
K.G.F 地球連合キャラクター「か」行 か カイ カトネ=ニールセン ガブリエッラ=P=アンジュ カーフィル=レイス ガルシア=クリストバル 葛城摩弥 狩村宗茂 き キリイ=アカザキ ギタラン く クレア=クラドウェル クローディア=ルナ=ニャンガー け ゲイル=シー ゲオルグ=オットー こ -----NoEntry----- アムステラ神聖帝国キャラクター「か」行 か カスム カジン=ダ=ハマー カッキーエモン カーツ ガッツ ガデノーラ カナタ ガミジン カメジロウ=タケダリンク ガル ガルーシア カンシュタイン 影狼隊隊長 き キム ギャラン=ハイドラゴン く グラウクス クラックス グラナ クリストフ クレイオ クロエ け ゲイン ゲッツァー ケリア=ミルノード こ ゴードン ゴメス コンウェイ その他キャラクター「か」行 か カシャ ガザムーン ガデス カロ藤清登 き ギルフォード 如月可那 く クジャク=エリザリア クロッカン=ブール け ケイルン ケビン=ミュラー 煙巻ケム蔵 こ 近藤龍之介
https://w.atwiki.jp/mousouyomi/pages/2341.html
【妄想属性】妄想巨大数 【作品名】妄想巨大数 【名前】カイジョー数 ver.1 【属性】俺が適当に考えた巨大数 【大きさ】成人男性の100!↑倍 【攻撃力】大きさ相応の成人男性並み 【防御力】大きさ相応の成人男性並み 【素早さ】大きさ相応の成人男性並み 【長所】まだ小さい 【短所】これから大きくする 【定義】 作者は頭が悪いので、カイジョー数 ver.1をクヌースの矢印表記で定義する 表記方法 n!↑ 別の表記方法 kai.1(n) = n!↑ 定義 n!↑ = n↑ⁿ(n-1)↑ⁿ(n-2)↑ⁿ(n-3)↑ⁿ ・・・ ↑ⁿ3↑ⁿ2↑ⁿ1 ※ n は変数とする 例 1!↑ = 1 2!↑ = 2↑↑1 3!↑ = 3↑↑↑2↑↑↑1 4!↑ = 4↑↑↑↑3↑↑↑↑2↑↑↑↑1 5!↑ = 5↑↑↑↑↑4↑↑↑↑↑3↑↑↑↑↑2↑↑↑↑↑1 【備考】"ⁿ"はUnicodeの環境依存文字なので2chでは正しく表示されない可能性がある 54 : ◆rrvPPkQ0sA :2017/05/27(土) 23 00 36.27 ID 1McjukgV きょうのさんすうのじかん 100!↑ 100(↑100)99(↑100)98 3(↑100)3(↑100)3=3(↑101)3=G(101) 100!↑ 00(↑100)100(↑100)……100=100(↑101)100 G(102)=3(↑101)G(101)=3(↑100)3(↑101)(G(101)-1) G(100)(↑101)(G(101)-1) G(101) 100!↑ G(102) グラハム数 場所は書かなくてもわかるだろ
https://w.atwiki.jp/animerowa-3rd/pages/2059.html
See visionS / Fragments 5 『クライ』 -グラハム・エーカー- ◆ANI3oprwOY 男は失意の底にいた。 暗い穴の最奥で一人、蹲っていた。 ここは滅びた町の一角。 男の傍に壁はなく、頭上には灰色の空が広がっている。 しかしそこは紛れもなく底であり、暗闇の中だった。 少なくとも、男にとってはそうだった。 「…………」 男、グラハム・エーカーは暗い暗いその場所で止まっている。 希望を失くし、目からは輝きが消え、何も見えていない。 滅びた町も、ひび割れた地も、曇天の空も、服を濡らす雨の雫も。 何も認識していない。 虚空を眺め、制止する。 それが彼の現在だった。 「……………」 戦意が潰れている。 剣が折られている。 炎が、消えている。 「…………天江……」 呟く名は、守るべき者は、もういない。 残された残骸を握り締める事しか、許されない。 真っ赤に濡れたカチューシャ。 それはかつて守ると誓った命が染みこんだ、ただの残骸にすぎなかった。 「…………衣……」 呟くその名に、今は何の意志も込められていなかった。 まだ在った頃に、真摯に思った優しさは無い。 喪失の瞬間、張り裂けた悲哀すら無い。 なにも、何もない。 「…………」 失った後には、ただ虚空だけがあった。 空虚だけを、噛み締めていた。 故に、ここには何もなかった。 グラハム・エーカーはなにも見ていない。 暗い、暗い、穴の底にいた。 ◆ ◆ ◆ See visionS / Fragments 5 『クライ』 -グラハム・エーカー- ◆ ◆ ◆ 「…………誰だ」 かさり、と。 そのとき、穴の底に、小さく足音が響いた。 グラハムは、機械的にそれに問う。 何も見えない目前、気配がある。 背の低い小柄な体躯の、グラハムの守りたかった少女にどこか近しい。 「シスター、か」 少女だった。 インデックスと呼ばれた端末。 それが、失意の男の前に立つモノだった。 「何用……かな。今更、私に出来ることなど何もないが」 感情の篭らない、脱力した声でグラハムは聞く。 何もかもが億劫という様相を、既に隠し繕う気力もない。 「観察です。あなたの、正確には生存者の、記録を実行しています」 口を開いた少女から感情は読み取れなかった。 だからグラハムも、 「そうか」 とだけ、言った。 「…………」 「…………」 「…………」 「…………」 二人、何も言わない。 黙したままで、そこに留まり続ける。 瓦礫と砂利の丘に背を付けて座るグラハム。 崩落した町を背景に直立するインデックス。 両者、黙したまま、静かな時だけが流れていく。 二人、意志はなく。 二人、虚無を見つめ。 二人、何かをなくしたもの同士。 そういう意味で、彼らは非常に似通っているのかもしれない。 「君は……」 果たして、どれ位の沈黙が過ぎ去っただろうか。 永遠に続くかと思われた黙祷のようなそれを終わらせたのは、グラハムだった。 だがやはり何も見ぬままに、ただの気まぐれのように、彼は口を開いたに過ぎず。 「君は何故、ここにいる。ここでそんな、無駄なことをしているんだ」 証拠に、洩れだした言葉はあまりにも弱弱しい。 回答を求めない故に、言葉尻に疑問符すらつかない。 この男の常を知っているものにしてみれば、別人と疑うほどの脆弱だった。 「こんな私を見て、なんになるという」 滲む物は諦観一色。 「無駄なことだぞ」 「では逆に――」 その一色に、一石を投じるでなく、切り裂くでなく、端末は訥々と話す。 同じく脆弱な存在のまま、意志もなく、意義も無く。 それは空回り続けていた。 「あなたは何故、そこに留まるのですか」 お互いに、疑問符のつかない会話を展開する。 語尾を上げる力すら、両者にはなく、両者ともに返答を望まない。 けれど端末は、それを続けた。 「――データ参照。 グラハム・エーカーの行動パターンと性格特性(メンタルレベル)を二重に分析。 その重複結果。 あなたはここで脱落(リアイア)する行動方式を有してはおりません」 一切の感情が篭らない声。 断じて、信じていると言っている訳でも、勇気づけている訳でもありえない。 ただそうであると、断じているに過ぎなかった。 「シナリオパターンCを出展とする。 天江衣の死はグラハム・エーカーに対して極大の衝撃、ダメージとなります。それは事実。 しかしそれは、それまでのこと、あなたの心を折るには至らない」 絶対の計算式から導き出した答え。 『グラハム・エーカーはここで折れない』 もう一度立ち上がる。 それが用意されたシナリオなのだから。 「悲しみを怒りに転化する。守る意志を破壊する意志へと帰化する。 貴方はグラハム・エーカーという存在を捨てる」 それが法則、ロジカルな道理、結果であるはずなのだと。 足し算と引き算をして、解を述べただけ。 グラハム・エーカーはそういうものだ。 そう出来ている。構成されているという解法がある。 つまり、この場合(パターン)ならば、 守るべき者の死を乗り越え、怒りを胸に燃え上がらせて、庇護者を復讐者に変え立たせる状況。 「シナリオ通りであるならば、貴方は今までの自分を捨てて、仮面を身につける。 さながら――」 そう、それはさながら。 武士道と呼ばれた、否、呼ばれる未来という。 「本来のグラハム・エーカーが歩むはずだった。 歴史をなぞるように……」 キャストは限界まで収縮された。 故に外れようのない、計測されうるシナリオは正史の反復。 武士道を名とする男の誕生と。 「果てに貴方は、神に挑み、そして散る」 復讐者は遍く死と交差し、終焉するのが定めだった。 「なのに貴方はこの場所に留まっています」 しかし現実は違った。 グラハム・エーカーは散る以前に、立ち上がることすら成し遂げない。 ここで消沈するのは、喩え最終的な結果が同じだとしても、計算外であることは否めない。 用意されていたシナリオから外れていることは確かだった。 「さてね、何故だろうな」 男の反応はそっけない。 辿るはずだった未来を語られて、なのに響いていない。 刺激の無く、変化は見られなかった。 ただ、自嘲だけが、ある 「ああ確かに、私はここで倒れる人間ではない。 私自身、そう思っていたのだ」 それは自虐や諧謔ではなく。 本心からの言葉であった。 「立ち上がる理由など、幾らでも見つけられるだろう。 天江衣を殺された直後のように、怒りに任せて動くことも出来た。 天江衣と約束したように、市民を守るため義にしたがって戦う事も出来たはずだ……」 グラハムとは、その様なものであるという認識。 インデックスに説明される以前から、この男は知っていたのだろう。 知っていて尚、この状況に甘んじるわけとは即ち。 「しかし、な。不思議だな。立てないのだよ」 本人すら分からない。 知らない何かが在るという。 「火が……な」 「……火」 聞き返すでなく反復した端末へと、もう一度苦笑って。 グラハムは虚空に呟いた。 「火が、つかんのだ」 まるで「気分が乗らない」とでも言うような軽さ。 同時にどこまでも深い奈落の諦観と共に。 「彼女が死んで、そしてそれを確かめてより、何故だろうか分らないが……」 一度消えたそれは、取り返しがつかないのだと。 「火がな、無い。私の中で、当然のようにあったそれが、ない」 だから立てないのだと。 「理論と反します。意図も、掴めません」 理由になっていない。 計算式を覆す要素になっていない。 言い返す端末に、責めないでくれと、グラハムは漸く少女を見つめ。 「しかたないさ。私にも分らないことだ。知らないことだ」 肩をすくめて、空を仰ぐ。 「だが、これだけは言える」 そして小雨を降らせる曇り空を、瞳に浮かべて。 「彼女と出会う前ならば、私は何を失おうとも、こうはならなかったろう。 例えば君が先ほど言ったようなシナリオ、ああ良いな、心が震えたかもしれない。 しかし今は――なんと言えばいいのかな、そうだな……」 こう、締めくくった。 「この気持ちに……愛がない……」 魂の、欠如。 いつの間にか急速に、超大の存在となった少女は、グラハムの中心に在ったものとすり替わっていた。 まるで魔法のような、幻想のような、少女。 いずれにせよ失ったものは、其れほどまでに特別な存在だった。 グラハムだけでなく、この世界全てにとって、決して失われてはならない者だったのだと。 失われてはならない彼女を守ることこそ、己に課せられた役割だったのだと、失った今こそ、心から信じられるから。 己は間違いなく敗北したのだ、と。 再起は不可能なのだと、確信する。 「つまり――」 インデックスという端末はポツリと呟きながら、 グラハムの視線を追うように、空を仰いだ。 神のシナリオを歪ませるほど、彼女の存在は物語の中心にあったのでしょうか、と。 端末は、言外に、黙する。 意図せぬ黙祷が再び流れた。 今度はより決定的な。 何かを諦めるには十分すぎる冷たさだった。 「いずれにせよ」 再びグラハムがそれを、終わらせる。 今度は明確な、会話の末に向って言う。 「物語(シナリオ)はここまでだ」 彼女亡き今、変えられる筋書きは、グラハムの意志が折れるのを早めただけという。 ただそれだけのことだと。 「はい。その言葉に異論はありえません。終着(ピリオド)に変更は皆無。 第七回放送以後、このまま殺し合いが再開されなければ。 神が降り、彼の手によって地は燃え、殺し合いは強制的に終焉を迎えます。 それは変えられない事実です」 「だろうな」 グラハムは納得し、そして覆す気力も無い。 一貫した、諦観と悲哀。 諦観は己に、そして悲哀は、とどのつまり、 いまだに諦めることすらできない、あの少年に。 「何かが変わったとしても、終わりは何も変わらない」 「はい。肯定します」 グラハムは、憐れんでいる。 インデックスは、ただ肯定する。 「我々は、死ぬ」 「肯定します」 変えられない事実。 変わらない現実を、二人は、見つめていた。 「抵抗するものは僅か。そして勝ち目などない」 「肯定します」 意志のない二人。 確認作業に従事していた。 「悲劇で、幕は閉じる」 「……肯定します」 バッドエンド、確定しているそれを、彼らは語り終えた。 ここで会話は終わる。 終わるはずだった。 けれどグラハムは無意識に、ついでのようにもう一つだけ口にした。 特に聞く必要もない余計なこと。 答えのわかっている、無駄なことを。 「生きる意志を示す者は、阿良々木暦、一人だけ、か」 哀れにも止まれない、諦められなかった少年の、孤独な敗北。 その、最終確認において―― 「否定します」 一つだけ、またしても、齟齬が生じた。 「……なに?」 「もう一人」 曇り空から視線を切ったインデックスが、今、見据える先に。 「たった今、確認されました」 滅び廃れた地を踏みしめて、此方に歩いてくる、『二人分』の足音。 一人は少年、阿良々木暦。 「照合――」 そしてもう一人、少年に手を引かれたその姿。 おぼつかない足取りで、それでも確かに自分の足で、こちらに向かって歩いてくる少女。 立ち上がった者が、ここに、少なくとも、一人きりではなく―― 「阿良々木暦と、そして平沢憂。 現時点で、この二名に対し、生存の意志を確認できます」 一人は、二人になって、 とても僅かな、けれど確かな変化が今、ここに帰還する。 喩え目に見えぬほど、感じ取れぬほど僅かな差異であろうとも。 それは即ち、決められていたシナリオを食い違わせる。 変調の因子に他ならなかった。 【 Fragments 5 『クライ』 -End- 】 時系列順で読む Back See visionS / Fragments 4 『君の知らない物語』 -平沢憂- Next See visionS / Fragments 6 『あめふり』 -Index-Librorum-Prohibitorum Ⅱ- 投下順で読む Back See visionS / Fragments 4 『君の知らない物語』 -平沢憂- Next See visionS / Fragments 6 『あめふり』 -Index-Librorum-Prohibitorum Ⅱ- 319 See visionS / Fragments 4 『君の知らない物語』 -平沢憂- 阿良々木暦 320 See visionS / Fragments 6 『あめふり』 -Index-Librorum-Prohibitorum Ⅱ- 319 See visionS / Fragments 4 『君の知らない物語』 -平沢憂- 平沢憂 320 See visionS / Fragments 6 『あめふり』 -Index-Librorum-Prohibitorum Ⅱ- 316 See visionS / Fragments 1 『もう幾度目かの敗北の跡は』 -Index-Librorum-Prohibitorum- グラハム・エーカー 320 See visionS / Fragments 6 『あめふり』 -Index-Librorum-Prohibitorum Ⅱ- 316 See visionS / Fragments 1 『もう幾度目かの敗北の跡は』 -Index-Librorum-Prohibitorum- インデックス 320 See visionS / Fragments 6 『あめふり』 -Index-Librorum-Prohibitorum Ⅱ-
https://w.atwiki.jp/trinity_kristo/pages/393.html
5つの契約 神の履行内容 アブラハムの義務(または契約の理由) 第1 子孫繁栄:「わたしはあなたを大いなる国民とし、あなたを祝福し、あなたの名を大きくしよう。」(12 2) 「あなたは国を出て、親族に別れ、父の家を離れ、わたしが示す地に行きなさい。」(12 1) 第2 国土獲得:「わたしはあなたの子孫にこの地を与えます」(12 7) - 第3 ①国土獲得:「すべてあなたが見わたす地(カナンの地)は、永久にあなたとあなたの子孫に与えます。」(13 15)②子孫繁栄 「わたしはあなたの子孫を地のちりのように多くします。」(13 16) 「あなたは立って、その地をたてよこに行き巡りなさい。わたしはそれをあなたに与えます」(13 17) 第4 子孫繁栄および国土獲得(以下に詳細) 「あなたたちの男子はすべて、割礼を受ける。」(17 9-14) 第5 子孫繁栄:「わたしは大いにあなたを祝福し、大いにあなたの子孫をふやして、天の星のように、浜べの砂のようにする」(22 17) 「(アブラハムは)ひとり子(イサク)をも惜しまなかったので」(22 17) 2つの第4の契約 創世記には、主とアブラハムの契約が15章と17章の二つ載っている。 これは、アブラハムと神との契約に関する伝承が、北イスラエル王国(J資料)と南ユダ王国(E資料)に分かれて文書化したためと考えられる。 15章 17章 原資料 J資料 E資料 表現 契約を結ぶ 契約を与える(15 2)契約を確立する(15 7) 神の動作 主(YHWH)はアブラムと契約を結んで言われた。(15 18) 神は更に、語りかけて言われた。(17 3) 契約の内容 ①子孫繁栄:「あなたの子孫はこのように(数え切れない星の数ほどに)なる。」 ②国土獲得:「あなたの子孫にこの土地を与える。(15 18)」 ①子孫繁栄:「わたしは、あなたをますます繁栄させ、諸国民の父とする。」(17 6)②国土獲得:「わたしは、あなたが滞在しているこのカナンのすべての土地を、あなたとその子孫に、永久の所有地として与える。」(17 8) 契約の方法 一方的(人には義務がない。 双務的「あなたたちの男子はすべて、割礼を受ける。」(17 9-14) エジプトでの苦難の預言 第4のアブラハム契約①である15章では、次のように出エジプト記の内容が預言される。 創世記15 13-16 主はアブラムに言われた。「よく覚えておくがよい。あなたの子孫は異邦の国で寄留者となり、四百年の間奴隷として仕え、苦しめられるであろう。しかしわたしは、彼らが奴隷として仕えるその国民を裁く。その後、彼らは多くの財産を携えて脱出するであろう。あなた自身は、長寿を全うして葬られ、安らかに先祖のもとに行く。ここに戻って来るのは、四代目の者たちである。それまでは、アモリ人の罪が極みに達しないからである。」 キアスマス構造 第4のアブラハム契約②である17章は、次のような構造をとっている。 A アブラムの年齢(1a) B 主がアブラムに現れる(1b) C 神の最初の語りかけ(1b-2) D アブラムひれ伏す(3) E 神の2番目の語りかけ(アブラムの改名、王たち 4-8) X 神の3番目の語りかけ(割礼の契約 9-14) E'神の4番目の語りかけ(サライの改名、王たち 15-16) D'アブラハムひれ伏す(17-18) C'神の5番目の語りかけ(19-21) B'神がアブラハムを離れて上られる(22) A'アブラハムの年齢(24-25) 他の契約との比較 アブラハム契約は一方的かつ双務的な契約であり、他の契約の全ての要素を兼ねそろえているともいえる。 http //meigata-bokushinoshosai.info/index.php?%E5%89%B5%E4%B8%96%E8%A8%9815%E7%AB%A0%E3%81%A817%E7%AB%A0%E3%81%AB%E8%A6%8B%E3%82%89%E3%82%8C%E3%82%8B%E5%A5%91%E7%B4%84%E3%81%AE%E7%9B%B8%E9%81%95%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6 http //saiwai.net/ChiasmusIntro.htm
https://w.atwiki.jp/anirowakojinn/pages/3344.html
クーガーのT0MMYはエースボーダーである。 全国から選抜された二十の精鋭たち。 その選ばれし二十名の内の一人がT0MMYである。 T0MMYは暗闇の森林に立ち、一人思考していた。 唐突に参加させられた殺し合い。 先程の存在は一体何者だったのか。 エースボーダーたるT0MMYには察知できていた。 先程の存在は強い。おそらく純粋な一対一では勝利を掴む事は難しいだろう。 しかもそれは自分を縛る枷がない状態での話だ。 首輪を外す方法が分からない現状では、勝負に持ち込むことすら困難極まる。 言ってしまえば、状況は最悪である。 T0MMYは思考する。 生き延びる方法を、ではない。 勝利する方法―――ただそれだけを思考する。 ボーダーとして数多の戦場に赴き、時に勝利し、時に敗北の苦汁を飲んだ。 エースボーダーたる彼であっても常勝などある訳がない。 味方との足並みが揃わなかった、味方がミスを犯した、自分が致命的に判断を誤った。 敗因は戦場によって違う。 だがしかし、そのどの戦場でもT0MMYは変わらず勝利を目指した。 何時如何なる戦いでも、勝利を目指した。 敗北を思って戦ったことなどない。 ただひたすらに勝利を目指し続けた末に、T0MMYはエースボーダーとなったのだ。 生き延びるのではなく、勝つ。 その思考こそが、エースボーダー・クーガーのT0MMYである。 T0MMYは何時の間にか持たされていたデイバックの中を確認する。 ヴォルペ・スコーピオ、強化型Gランチャー、SW-ディアダウナー、AC-マルチウェイ。 自分が愛用している武装は最初から装備されている。 他に何か役に立つアイテムはないか、そう考えてのチェックであったが、アテは外れた。 おそらく他の参加者の名前が記された紙に、おそらくこの殺し合いの会場が記されているのであろう地図。 他に一つ何に使用するか分からないアイテムが一つ。 長細い棒状の金属が一本だけ。 表面には六文字の言葉が刻まれている。 『GUNDAM』―――その単語が何を意味するのか、T0MMYには分からなかった。 T0MMYはその棒状の金属を手で弄びながら、ふと気付いたように暗い森林の中に視線を向けた。 視線と共に、己の主武器たるヴォルペ・スコーピオも掲げて。 T0MMYは暗闇を見る。 「ほう……最初の出会いがまさか君とはな」 突き付けられた銃口をものともせず、その男は森林から現れた。 癖のついた金色の髪に、和な雰囲気を醸し出す緑色の服、そして何より目を引くのはその顔面部を覆う仮面。 男は一言でいうならば異質な恰好であった。 T0MMYは警戒を強めるよう、ヴォルペ・スコーピオを揺らす。 だが、男は語る口も近付く足も止める様子はない。 「会いたかった……会いたかったぞ、ガンダム!!」 こうしてT0MMYが最初に出会った参加者は、ガンダムという存在に心を奪われた男であった。 ◇ 「そうか、ガンダム。君は殺し合いを止めようとしているのだな」 T0MMYの警戒は本人が思っているよりも遥かにあっさりと解けていた。 会話(といっても殆ど一方的なものではあるが)をしていくにつれ、T0MMYは眼前の男というものが何となく分かってきていた。 主に頭とが少々可哀想な人。 それが、T0MMYの下した男の人物像であった。 「ならば私も共に行こう。ガンダムとしてあのような存在を許す訳にはいかん」 何故だか、押し付けるように額に付けられてしまった『GUNDAM』のプレート。 正直邪魔でしかないが、男は外すことを許そうとしない。 男―――自らをガンダムと呼び、またT0MMYをガンダムと呼ぶ男。 男は自らの名をグラハム・ガンダムと言った。 完全に偽名としか思えない名であったが、名簿の中にグラハム・エーカーという名があった。 グラハム・ガンダムとは通称のようなものなのだろう。 「行くぞ、ガンダム! 私と君とでこの悪趣味な催しを叩き壊す!!」 悪い男ではないのだろう。 少なくともT0MMYにはそう思えた。 T0MMYは少しばかり思考しながら、首を縦に振る。 了承したのだ。 グラハムと共に殺し合いを打開することを、グラハムと共に戦うことを。 「…………」 「む? どうしたのだ、ガンダム?」 だが、行動は始まらない。 グラハムから視線を外したT0MMYは、押し黙ったまま暗闇の森林を睨み付ける。 追随する形でグラハムもT0MMYの見詰める方角へ視線を送る。 しかしながら、グラハムが視線を向けたことに意味はなかった。 視覚よりも先に、最も本能的な感覚が察知していたのだ。 トップエースとして数多の空を飛んできたグラハムの第六感が指し示す。 「―――やぁ、ヒューマン。そして鋼鉄の機械人形君」 圧倒的な力を持った、害敵の存在を。 「我が名はアーカード。ただのしがない吸血鬼だ」 闇の中から現れた人物は、赤色の外套と帽子を身に付けた大男であった。 その姿恰好はまるで血を頭から被ったかのよう。 表情は何とも歪んだ笑みに染まっており、本能レベルでの警戒心を植え付ける。 饒舌だったグラハムは押し黙り、ただ呆けたかのようにアーカードを見詰めていた。 身構えることすらできずに見惚れてしまっていた。 人外の存在との初めての邂逅に、グラハムは初めてガンダムを見た時と同様に見惚れていた。 だが、心中に高揚はなく、種族という枠すら異なる存在に心胆を寒からしめるだけであった。 「さぁ、始めるぞ。我が再びの闘争を――――――!!!」 動けぬグラハムを後目に、吸血鬼が跳ぶ。 再開された殺し合いに胸をときめかせながら、一足飛びで開かれていた間合いを詰める。 一瞬で間合いはその両腕が届く間合いとなった。 「下がれ」 そして、吸血鬼の脳髄が弾け飛ぶ。 ヴォルベ・スコーピオから放たれた三点射の弾丸が、アーカードの頭部を吹き飛ばしたのだ。 銃撃は止まらない。豪雨の如く降り注ぐ弾丸がその身体をも削り殺す。 ワンマガジンを打ち切って、ようやく銃撃は止まった。 場に残されたのは、ボロボロのゴミクズのようになったアーカードの残骸だけであった。 「……すまない、助けられた。流石はガンダムといっておこう」 申し訳なさげな表情を浮かべるグラハムに、T0MMYは視線を向けない。 ただ沈黙をもってアーカードだった物体を見下ろすだけであった。 ヴォルペ・スコーピオの銃口も下がらない。 グラハムの眉根が当惑に吊り上った。 ガンダムは何を警戒している? と思いつつ、グラハムも自身の警戒心を上げる。 「く、はは、」 同時に、再び感じ取った。 本能へと押し寄せる脅威を。 まるでそれぞれが生きているかのように蠢き、赤色が集結していく。 「いいぞ。いいぞ、ヒューマン」 集結した赤は形を成し、個体と化す。 怪物に、アーカードという不死王へと回帰する。 グラハムは今度は驚愕に言葉を失った。 完全に死亡した筈の存在が、まるで何もなかったかのように復活したのだ。 驚愕するなという方が、遥かに無理がある。 「……逃げろ」 ポツリと呟かれたのは、相棒たる存在からの逃亡の指示。 その言葉に、自失にあったグラハムは我を取り戻す。 「ふっ、それはナンセンスだな」 グラハムはデイバックから一丁の拳銃を取り出し、構えた。 決して引かず、T0MMYと並び立ち、復活したアーカードを睨む。 「如何なる物の怪が相手であろうと、私は退かんよ。何故なら、私は―――」 向けられた二つの銃口に、人外の怪物は心底楽しそうな笑みを浮かべる。 その狂気の視線に、グラハムは怯まない。 何故なら、 「―――ガンダムだからだ!!」 彼は、ガンダムだから。 エースボーダー、ガンダム、不死王。 混沌極まる戦いが始まろうとしていた。 【一日目/深夜/B-3・森林】 【クーガーのT0MMY@T0MMYのボーダーブレイク】 [状態]健康、クーガーS型、ガンダム(?) [装備]ヴォルペ・スコーピオ@T0MMYのボーダーブレイク、強化型Gランチャー@T0MMYのボーダーブレイク、 SW-ディアダウナー@T0MMYのボーダーブレイク、AC-マルチウェイ@T0MMYのボーダーブレイク、『GUNDAM』のプレート@武力介入できないCB [道具]基本支給品一式、 [思考] 基本:殺し合いを阻止し、勝利する 1:グラハムと共にアーカードを倒す 2:ガンダム……? [備考] ※姿はクーガーS型そのままです 【グラハム・エーカー@武力介入できないCB】 [状態]健康、ガンダム [装備]拳銃@現実 [道具]基本支給品一式、ランダム支給品×0~2 [思考] 基本:私がガンダムだ! 1:ガンダムとしてアーカードを倒す 2:T0MMYもガンダムだ! 【アーカード@パロロワMAD(アニロワ1st)】 [状態]健康 [装備]ジャッカル@アニロワ1st [道具]基本支給品一式、ランダム支給品×1~3 [思考] 基本:見的必殺。殺し合いを楽しむ 1:眼前の人間達と戦う 【動画紹介】 T0MMYのボーダーブレイク ハイスピードロボットチームバトル「BORDER BREAK」のプレイ動画。 その腕はまさにクーガー全一。数あるボーダーブレイクプレイ動画の中でもトップレベルの腕前。 脅威の目押しとAIM、グレネード狙撃、マルチウェイを使用しての変則高速移動からの近接攻撃など戦闘技術が半端ではない。 武力介入できないCB 機動戦士ガンダムOOのMAD。本編のシリアスさからはかけ離れたネタMADである。 (ド外道集団)ソレスタルビーイングが織り成す人類革新の物語にこうご期待。 【支給品紹介】 『GUNDAM』のプレート@武力介入できないCB 武力介入できないCB2nd part3にて、ビリー・カタギリの手によってマスラオに装備されたパーツ これを付ければ誰でもガンダムに。その効力たるや凄まじいもので、ガンダム馬鹿もガンデレ上級大佐すらもガンダムと認める程の効果がある。 俺も、お前も、ガンダムだ! その視聴者が最後に見たアナタの姿は全力でした 投下順 リアル隠れんぼ GAME START クーガーのT0MMY [[]] GAME START グラハム・エーカー [[]] GAME START アーカード [[]]
https://w.atwiki.jp/wrtb/pages/7063.html
クイズマスター 名前:Quizmaster デビュー:『101匹わんちゃん』(1961年) 概要 テレビ番組「私の秘密の罪」の司会者。 エピソード 101匹わんちゃん 「私の秘密の罪」に登場したパーシバル・フォーンスウォーターに対し、回答者のグレイブス警視、ミス・バードウェル、ミスター・シンプキンスはそれぞれ質問をして彼の罪を当てようとする。クイズマスターはパーシバルの回答を代わりに読み上げる。 登場作品 1960年代 1961年 101匹わんちゃん 声 トム・コンウェイ(1961年) ?(1962年) 安原義人(1982年)
https://w.atwiki.jp/talesoftherays0228/pages/60.html
imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 ルカ イリア コンウェイ imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 スレイ アリーシャ ミクリオ エドナ ロゼ デゼル imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 ベルベット ライフィセット アイゼン エレノア